NCE文脈依存グラフ文法の構文解析可能条件
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概要
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NCE文脈依存グラフ文法は, よく知られたNCE(文脈自由)グラフ文法を文脈依存形へ自然に拡張した文法であり, 広いクラスの図形言語のグラフ構文規則を定式化することが可能である.本論文では, NCE文脈依存グラフ文法がプロダクションの逆適用を繰り返すことにより構文解析できるための条件について議論する.まず, NCE文脈依存グラフ文法により生成されるグラフでプロダクションの逆適用を用いて構文解析できないグラフが存在することを例により示す.そして, NCE文脈依存グラフ文法が構文解析可能であるための十分条件を与える.また, NCE文脈依存グラフ文法に基づく図形言語設計支援システムGRAVISについても説明する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-03-22
著者
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