高解像度画像による視覚疲労の減少(ITS 画像処理, 映像メディア及び一般)
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概要
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本研究では, 提示画像の解像度の視覚疲労に対する効果について検討した.実験1では, 風景写真を30秒ごとに切り替えてLCDに提示した.4つの解像度の条件を設けた(3840dot×2400dot, 1920dot×1200dot, 1024dot×768dot, 640dot×480dot).被験者は30分の画像観察後, 視覚疲労を測定された.これを1つの解像度条件につき3回繰り返した.視覚疲労は, アコモドポリレコーダーを用いて測定された.結果, 1920dot×1200dot条件における視覚疲労が少なかった.実験2では, 本をスキャニングした画像をLCDに提示し, 文字を読むように教示された.実験方法は, 被験者自身により提示画像を切り替える点を除いて実験1と同じであった.結果, 解像度が高くなるにつれて視覚疲労が少なくなる傾向が見られた.個人差が大きいため, 疲労度の測度についてさらに検討する必要がある
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-01-27
著者
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