ETS-VI搭載Ni-Cd及びNi-H_2バッテリの性能評価
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概要
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ETS-VIは、 2トン級の静止三軸衛星バスの技術基盤の確立を第一の目的として開発された技術試験衛星である。 35AhNi-Cdバッテリは、ETS-VI のバス機器として、 35AhNi-H_2バッテリは、 Ni-Cdバッテリと比較して高エネルギー密度・長寿命が期待できるため、実験機器として、 NASDAが開発したものである。 E T S -VIは1994年8月28日に打上げられたが、 アポジエンジンの不調により静止軌道に投入することはできず楕円軌道を周回することとなった。 しかし、 ETS-VIに搭載された、 35AhNi-Cdバッテリ及び35AhNi-H_2バッテリは打上げ後1年間以上、劣化傾向もなく正常に動作している。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-02-15
著者
-
艸分 宏昌
宇宙開発事業団技術研究本部宇宙エレクトロニクス技術グループ
-
桑島 三郎
宇宙航空研究開発機構(jaxa)総合技術研究本部
-
桑島 三郎
宇宙開発事業団 技術研究本部 専門グループ(搭載電源技術)
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