50MW Cバンド パルスクライストロン : Cバンド線形加速器高用周波源パルスクライストロンの開発
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概要
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Cバンド加速器用高周波源として開発を進めている50MWのCバンドパルスクライストロンE3746は1997年に従来型のシングルセル出力空洞を搭載した1号管の評価試験において、rfパルス幅1μsでrf出力51MW動作を、rfパルス幅2.5μsでは出力46MW動作を確認した。その後開発を行った2号管では、出力空洞を3セルの進行波空洞とし、出力空洞での電界低減、ドリフト管の大口径化を行った。進行波型出力空洞設計は等価回路モデルによりパラメータ最適化を行い、ビームシミュレーションコードFCIにて最終確認を行った。この2号管は1998年に実施した評価試験でrfパルス幅2.5μs、出力54MWの動作を効率44%で達成した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-12-11
著者
-
松本 浩
高工研
-
松本 浩
高エネルギー加速器研究機構
-
米澤 宏
株式会社東芝ディスプレイ・部品材料社
-
大久保 良久
株式会社東芝ディスプレイ・部品材料社
-
新竹 積
高エネルギー加速器研究機構(KEK)
-
大久保 良久
東芝電子管デバイス株式会社
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