極微のビームサイズを測る
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概要
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レーザー光の干渉縞を使って, 数十ナノメートルの電子ビームの寸法を測る方法が実用となった. 干渉縞はあたかも光子の周期ターゲットのように振舞い, Compton散乱による高エネルギーガンマ線をとらえる. 波長よりずっと小さいビームサイズを, 干渉縞の上で測った電子分布のFourier振幅から決定する. この装置は米国Stanford大学のFFTB(Final Focus Test Beam)施設において, 70nmの電子ビームサイズを測定するのに成功し, 電子・陽電子リニアコライダーに必要な極微のビームのハンドリング技術を実証した. そして, 夢のリニアコライダーが一歩現実に近づいた.
- 1998-05-05
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