50MW Cバンドパルスクライストロンの高効率化 : Cバンド線形加速器高用周波源パルスクライストロンの高効率化
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概要
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Cバンド加速器用高周波源として50 MW級Cバンドパルスクライストロン(東芝E3746シリーズ)の開発を進めており、すでに3本の開発を終えている。2号管は、3セル進行波空胴を導入して、rfパルス幅2.5 μs、rf出力54 MW、パルス繰り返し50 ppsの目標値を達成した。また、3号管においては、等価回路法による3セル出力空胴のインピーダンスの最適化を行い、動作効率の向上、動作点の最適化を図った。これにより3号管はrfパルス幅2.5 μs、出力53.5 MW、パルス繰り返し50 pps動作時の効率47%を達成し、2号管の動作効率44%に対し3%の効率向上を確認した。ここでは3号管の設計変更点、並びに試験結果について報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-12-14
著者
-
松本 浩
高工研
-
松本 浩
高エネルギー加速器研究機構
-
米澤 宏
株式会社東芝ディスプレイ・部品材料社
-
大久保 良久
株式会社東芝ディスプレイ・部品材料社
-
新竹 積
高エネルギー加速器研究機構(KEK)
-
大久保 良久
東芝電子管デバイス株式会社
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