Cバンド高周波による電子加速器の開発について : 大型プロジェクト・リニアコライダー加速器技術の開発と産業応用
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概要
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現在、文部省:高エネルギー加速器研究機構(KEK)では、高エネルギー物理学の将来計画構想である電子・陽電子リニアコライダー(e+e- Linear Collider)の技術開発を行なっている。その一環として、1996年度よりCバンド周波数(5712MHz)を用いた高周波加速器の研究開発を開始し、現在までに50MW出力のパルスクライストロンとその電源、各種導波管部品、平坦パルスを発生させるRFパルスコンプレッサー、そして高調波モードを減衰させる加速管を開発した。Cバンドの小型高性能のメリットを活かして医療用加速器、電子滅菌処理、X線非破壊検査、Tabletop FELなど多方面の応用も検討中である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-12-14
著者
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赤坂 展昌
文部省:高エネルギー加速器研究機構
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松本 浩
高工研
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松本 浩
高エネルギー加速器研究機構
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大久保 良久
株式会社東芝ディスプレイ・部品材料社
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大久保 良久
東芝電子管デバイス株式会社
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新竹 積
文部省
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松本 浩
文部省
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吉田 光宏
東京大学素粒子センター(ICEPP)
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高須 ゆう子
東京大学素粒子センター(ICEPP)
-
Oh J.
PAL-POSTECH
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