光通信用広帯域アナログフロントエンド回路技術の現状と今後の課題
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概要
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本稿では、光通信システムのキーコンポーネントの1つである光インターフェース用アナログフロントエンド回路について、NTT研究所で開発を進めてきた50Mb/sから10Gb/s級システム対応の主な回路技術を紹介し、今後の技術課題を概観する。アナログフロントエンド回路の基本構成について述べ、システムの高感度化に重要な広帯域低雑音化回路技術、Gb/s以上の高速系における実装と回路の一体化設計技術、光加入者系のバースト通信用回路技術、交換機のボード間/架間光接続のための多チャンネル光インタコネクション回路技術を紹介し、これまでの高速、高感度化の路線と同時にシステムの経済化、小型化、高信頼化を可能とする回路の無調整化、簡略化、高集積化回路技術の重要度が高まって来ていることを示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-01-29
著者
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