顔領域抽出を目的とした肌色モデルと肌色領域抽出
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
リアルタイムで顔領域を抽出することを目的として、適用すべき色空間と肌色モデル、および肌色領域抽出アルゴリズムを検討した。従来、画素の肌色らしさを評価して閾値以上の画素を残す方式では背景に肌色に似た領域がある場合、次のような問題があった。すなわち、閾値を低めにすると顔領域は抽出できるが背景にもノイズ領域が抽出される。閾値を高くするとノイズ領域は消えるが顔領域の中に肌色と判断されないノイズ領域が発生する。この問題に対して我々は、画像をブロックに分割し、ブロック単位で肌色判定するとともに、閾値を下げながら肌色ブロックを小ブロックに分割して、十分な分解能が得られるまで再帰的に処理する方法を提案する。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-07-11
著者
関連論文
- 眉間の検出・追跡による頷きと首振りのリアルタイム検出
- D-12-39 表情推定のための顔の眉間位置検出法の検討
- 最大エントロピー法と高次モーメント特徴量に基づく眼球運動パターンの時系時解析
- 10-1 画像特徴量に起因する眼球運動の時系列解析
- 大画面・広視域両眼立体視表示方式のための光学系設計
- 分身コミュニケーションの提案と検討 : ノンバーバル情報の認識を利用した新たなコミュニケーション手段
- アイカメラへの目位置出力を目的とした目の検出と追跡
- リング周波数フィルタを利用した眉間の実時間検出
- 顔領域抽出を目的とした肌色モデルと肌色領域抽出
- 顔領域抽出を目的とした肌色モデルと肌色領域抽出
- 目のリアルタイム検出と追跡
- 視点追跡を用いた広視域立体表示方式の検討
- D-12-41 顔と目のリアルタイム追跡システム
- 空間への2段階投票による3次元情報の抽出
- 2回逆投影法による複数画像からの3次元情報の抽出 : 視線方向が限定される場合の問題と対策
- 複数画像からの3次元情報の抽出 : 2回逆投影法
- 顔領域抽出を目的とした肌色モデルと肌色領域抽出