2回逆投影法による複数画像からの3次元情報の抽出 : 視線方向が限定される場合の問題と対策
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概要
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我々は、多数の視点からの画像を用いた、画像間の対応点探索を必要としない3次元情報抽出方法として2回逆投影法を提案し、これまでに原理的なアルゴリズムと、物体を回転させて角度20゜毎に全周囲から撮った18枚の画像で実験結果をしめした。今回は、特徴点に対して観察方向が限定される場合には、特徴点の推定位置として抽出されるボクセルが投影方向に広い幅を持ってしまうことについて考察し、観察方向に90゜以上の角度差が取れない場合は画像化において誤差のない理想的な場合でも1つのボクセルにしぼり切れないことをしめす。その上で、2回逆投影法のボクセル評価に改良を加えて特徴点推定位置の精度を改善することを提案し、実験結果もしめす。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-07-09
著者
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