発話表情の自動生成
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概要
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本稿では、計算量が少なく複雑なルール設定を必要としないコホーネン型ニューラルネットワーク(KNN)による発話表情合成法を提案し、音声との同期について検討を行った。本手法は、KNNにより母音発話時及び非発話時の静止画像計6枚から母音から母音への表情系列を生成する。表情変化区間及び表情安定区間の判定は音声のパワー値により行い、表情安定区間を一定の表情に固定し、表情変化区間に生成された表情系列の割り当てを行うことにより、発話表情と音声を同期させる。評価実験では、発話表情を各音節間で等間隔に割り当てる合成法と、本稿で提案した合成法を合成画像と実画像とのフレーム誤差により比較した結果、提案手法による合成発話表情の方がより実際の発話表情に近いことを確認した。
- 2001-07-11
著者
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