Symmetric Paddingを用いた任意形状画像の符号化
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概要
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画像内の各コンテントに対して独立に符号化を適用することにより、圧縮データの状態で特定のコンテントを編集することや、複数のコンテントの圧縮データから新しい画像を合成することが可能となるコンテントベース符号化が注目されている。任意形状のコンテントに8×8画素ブロックの2次元DCTを適用する場合には、パディングと呼ばれる8×8画素ブロック内でコンテントに含まれない画素に対するサンプル値の埋め込み操作が必要となる。本稿では、8×8画素ブロックの分割画像内のコンテントの特徴に応じてパディング処理を変更するコンテントベース符号化方式を提案する。この方式の特長は、値が0のDCT係数の数を多くすることにより、高い情報圧縮率を達成することである。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-10-24
著者
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