DCTの量子化パラメータを用いたグローバル動き補償のON/OFF制御法
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概要
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動画像符号化における予測画像の合成方法として、グローバル動き補償とブロックマッチングをブロック毎に切り換える方式が提案されている。この方式ではグローバル動き補償の選択率を意図的に増加させることで、ブロックマッチングで発生する動きベクトル情報を抑制できる。しかし、この処理には予測特性の劣化が伴うため、高レートの符号化に適用した場合には符号化効率も低下するという問題が発生する。この問題に対処するため、本稿では符号化レートを決定する1要素であるDCT係数の量子化ステップ幅によりグローバル動き補償のON/OFF切り換えを行う手法を示す。
- 1997-03-06
著者
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