組込みシステム向け高位合成システム
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概要
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本稿では、組込みシステム向きの高位合成システムについて述べる。本システムは、C言語のサブセットによる動作記述とデータパス記述を入力とし、RTレベル (register transfer level) の論理合成可能なVHDL記述を出力する。得られたVHDL記述は論理合成可能で、Compass Design Navigatorを用いて、回路のレイアウトを得ることができる。本システムは, 組込みシステムのデータパスで頻繁に用いられる多機能演算器、マルチサイクル演算器、パイプライン演算器等の様々な演算器やチェイニングを扱うことができる. また、スケジューリングとアロケーションのアルゴリズムは複雑な分岐やループの構造に対応したヒューリスティック手法に基づいており、大規模な動作記述を高速に処理することができる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-10-29
著者
-
山口 雅之
大阪大学大学院工学研究科情報システム工学専攻:シャープ株式会社ic事業本部設計技術開発センター
-
服部 靖史
大阪大学大学院工学研究科情報システム工学専攻
-
石浦 菜岐佐
大阪大学大学院工学研究科情報システム工学専攻
-
山本 哲三朗
大阪大学大学院情報システム工学専攻
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