顧客の視点によるATM企業内網の最適化手法
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概要
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企業内網の構築に当りATM専用線を用いる利点は, 任意のバーチャルパス帯域を選択可能な点にある. このATM専用線の利点を複数のサイトを持つ顧客が活用するためには, 利用料金が最小となるようにバーチャルパスの設定区間と帯域を最適化する必要がある. この最適化は, 統計多重効果によって必要帯域が多重度の非線形関数となることから, 解くことが難しい問題となる. この解法として, 本稿では非線形部分を折れ線近似し, 問題を整数計画問題に帰着させて解く手法を検討する. この方法により得られる解と厳密解との関係を明らかにし, 定式化の手法を2種類示す. さらに, 計算機実験によりこれらの定式化手法の計算時間を比較評価すると共に, 折れ線近似の近似精度を評価する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-10-17
著者
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