LSI動作モードと遠方界放射への関連
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概要
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LSI動作モードと放射との関連及びその抑制対策について実験にて調査した。LSIの動作モードにより放射は変化し、IO出力を高いドライブ電流で同時駆動する動作モードが大きかった。この場合はIO出力電流のリターンがLSI電源配線に流れ込むため高周波電流が広く分布し、また電源配線対に非平衡が生じている。この様な場合は電源配線対でのデカップリングのみでは放射抑制は不十分であり、電磁界から見て開口部でありながら高周波電流が集まるLSI搭載部での抑制対策が必要となる。実験基板ではLSI上部にフェライトを装着することにより放射が約7dB抑制できた。またLSI上部を銅板で覆い周囲をグランドに接続することで放射は約13dB抑制でき、LSI搭載部での抑制対策が有効であることを確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-04-12
著者
-
芳賀 知
技術研究組合超先端電子技術開発機構
-
中野 健
技術研究組合超先端電子技術開発機構(aset)
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芳賀 知
超先端電子技術開発機構
-
須藤 俊夫
技術研究組合超先端電子技術開発機構(ASET)
-
芳賀 智
技術研究組合 超先端電子技術開発機構
-
中野 健
技術研究組合超先端電子技術開発機構
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