注入信号によって制御された発振器一次元結合系のフェイズド・アレイ動作

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概要

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アクティブ・アンテナ系のフェイズド・アレイ動作の実現を目的として、発振器一次元結合系の両端に位相差のある信号を注入し、その位相差を変化する場合の系の動作について論じた。まず、系の一般的なモデルに基づいて動作方程式を導出し、直線的位相勾配が得られる場合を含む種々の条件下における系の振幅および位相応答を数値解析により求めた。特に、注入信号の相対強度のとり方が系の動作に及ぼす効果や、位相擾乱に対する動作モードの安定性についても数値解析的に調査を行った。さらに、フェイズド・アレイ動作の基礎実験として、3個のガンダイオード発振器を用いた結合系に注入信号を印加したときの各発振器の出力と位相とを測定し、理論結果を定性的に裏付ける実験結果を得た。
社団法人電子情報通信学会の論文
1993-12-13

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