XACL:XMLアクセス制御規則記述言語
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概要
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XMLとして格納したデータに対し、エレメント単位でアクセス制御規則を記述できる言語であるXACLについて説明する。XACLの設計方針、アクセス制御のためのシステムアーキテクチャ、および言語仕様について説明する。XACLは、XPathによりアクセス制御の対象となるエレメントを指し示し、実行時データに基づいた動的な規則や必須処理に基づいた柔軟なアクセス制御規則を記述できることが特徴である。具体的なアプリケーションへの適用例として、電子商品カタログをXML化する場合や、医療カルテをXML化したときに必要となるアクセス制御などの場面においてXACLが有効であることを説明する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-06-05
著者
-
工藤 道治
日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所
-
羽田 知史
日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所
-
工藤 道治
日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所
-
工藤 道治
日本アイ・ビー・エム 東京基礎研
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