金属中間材を用いたセラミック材料の超音波溶接
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概要
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金属を中間材としたセラミック板同士の超音波接合を行った。接合装置は19kHzで縦振動する一様棒の側面を用いた振動系である。中間材を挟み込んだセラミック板に対して, 面に沿った振動を与えることにより試料は発熱し, 接合する。セラミック試料は厚さ2mmの窒化珪素の板である。中間材金属としてアルミニウム, 銅, ニッケルの3種類を試みた。接合はいずれも5秒程度で完了した。本論文では接合温度などの接合条件と接合強度の関係を示し, その結果から接合過程について検討した。さらに, 実用に供するための方法として中間材金属を振動させる方式を提案し, 接合可能であることを実験により確認した。
- 1999-05-24
著者
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