相変化光ディスクへのPWM記録再生におけるジッターの低減 : マルチパルス条件とマーク長さ
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概要
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相変化光ディスクはダイレクトオーバーライト可能な書換型メモリとして期待され一層の高密度化が求められている。高密度化の手段としてPWM(パルス幅変調)記録が有力であるが、熱蓄積の影響によるマーク終端位置変化が課題となる。そこで相変化光ディスクにおいて、PWM記録における各マーク終端位置変化を独立に定量化する手法の提案と、この手法を用いてマルチパルス記録条件の最適化を行った。マルチパルスを構成する先頭パルス始端位置の最適化で最長記録マークが正しい長さが記録でき、また先頭パルス終端位置を最適化することで最短マークを正しい長さで記録できることがわかった。この最適化されたマルチパルス条件でRLL(1-7)変調信号を記録再生したところマーク終端のジッター値σを9.7nsから4.5nsに改善することができた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-12-15
著者
-
大野 鋭二
松下電器産業株式会社メディア制御システム開発センター
-
大野 鋭二
松下電器産業
-
大原 俊次
松下電器産業株式会社情報通信研究センター情報機器研究所
-
石田 隆
松下電器産業株式会社メディア制御システム開発センター
-
石田 隆
松下電器産業株式会社光ディスク開発センター
-
東海林 衛
松下電器産業株式会社光ディスク開発センター
-
宮端 佳之
松下電器産業
-
柴田 泰匡
松下電器産業
-
大原 俊次
松下電器産業
-
石田 隆
松下電器産業
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