磁気ディスク装置における長サンプリング時間サーボ系のシーク動作高速化に関する検討
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概要
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セクタサーボ方式の磁気ディスク装置においてデータフォーマット効率を向上させるためには、データ面に書き込まれるサーボ位置信号の数は少なければ少ないほど好ましく、サンプリング時間は長くなる傾向にある。このような低サンプリングレートのサーボ系を設計する場合、従来のフィードバック制御のみを使用するシーク方式では、高速シーク動作の実現が困難になってきている。このような状況の下、フィードバック制御に加え、フィードフォワード制御も併用する2自由度制御系が磁気ディスク装置のシーク動作高速化のための手法として注目されている。本論文では、磁気ディスク装置のアクチュエータであるVCM(Voice Coil Motor)の性能を効率よく引き出す新しい参照軌道生成モデルを使用した2自由度制御系の一構成法を提案する。3.5"ディスク装置を用いた実験では特に短距離シークの高速化に関して良好な結果が得られ、提案するシステムの有効性が確認された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-08-25
著者
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石川 潤
Nec機能エレクトロニクス研究所
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服部 俊朗
NEC機能エレクトロニクス研究所
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橋本 雅伸
NEC機能エレクトロニクス研究所
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柳田 美穂
NEC
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柳田 美穂
NEC機能エレクトロニクス研究所
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石川 潤
Nec機能エレクトロニクス研究所メカトロニクス研究部
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