加速度センサを用いた外乱オブザーバによる磁気ディスク装置機構系のピボット摩擦補償
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概要
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加速度センサと外乱オブザーバによる磁気ディスク装置機構系の非線形特性の改善方式について報告する。提案方式では、外乱オブザーバが摩擦など非線形特性より生じるトルクバイアスを推定し、その信号をフィードバックすることでトルクバイアスの除去を行う。実験では、改善効果が約700Hzまでの帯域で有効であることが確認された。本補償器はアナログシステムとして実装されるため広帯域化が可能であり、従来同様の目的で使用されてきたディジタル積分制御と比べて高速な整定特性が得られることが特長である。位置決め時間0.5msecの高速シーク実験では、位置決め終了時の位置決め誤差がトラック幅の±5%に入る確率が35%(積分制御時)から80%に改善された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-02-06
著者
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