小型・高性能自己保持型単一モード光ファイバスイッチの開発
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概要
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将来の加入者系光伝送システムの構築に際し,光スイッチは重要な光デバイスの一つであり,高性能な実用的スイッチの出現が望まれている.本報告では,まず,屈折率整合液を用いた小型で低損失(0.34dB),低反射(49dB),高安定な自己保持形1x2単一モード光ファイバスイッチの設計技術,諸特性,各種環境試験結果について述べる.次に.これら高性能1x2スイッチを多段に接続してNxMスイッチの構成が可能である事を示し,その一例として実用的な特性を有する1x8スイッチにつき述べている.また,高感度で高空間分解能な干渉型OTDRを用いて,1x8スイッチ内部の各1x2スイッチならびにスイッチ間接続点の反射減衰量を個別に評価出来る事を示し,本方法がスイッチの信頼性向上や劣化要因分析に有用である事を示している.
- 1993-11-18
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