マンモグラムCADシステムにおける腫瘤陰影の偽陽性候補の分類とその特徴解析
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概要
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われわれはマンモグラムCADシステムを開発しており, その要素技術のひとつにしきい値法を用いた腫瘤陰影の自動検出アルゴリズムがある.その検出結果には1画像あたり約1個の偽陽性候補が存在している.残存する偽陽性候補を主観的に分類したところ, その2割は腫瘤に類似した面積の小さな白い塊であった.局所的に発生する小面積かつ高濃度すぎる塊は乳腺の重なりである, という医師の意見に基づき, このような候補を対象とした偽陽性候補の削除法を開発した.具体的には, 1次検出で指摘した候補に膨張処理をかけ, 接触した候補同士で面積差の小さいものを偽陽性候補として削除した.その結果, 1画像あたり0.1個削除することができた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-01-19
著者
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藤田 広志
岐阜大学工学部電子情報工学科
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遠藤 登喜子
国立名古屋病院
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畑中 裕司
滋賀県立大学工学部
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笠井 聡
コニカ株式会社メディカル&グラフィックカンバニーMG開発センター
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岩瀬 拓士
愛知県がんセンター乳腺外科
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原 武史
岐阜大学工学部応用情報学科
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笠井 聡
Konica Minolta Medical Imaging Usa Inc.
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畑中 裕司
岐阜大学工学部応用情報学科
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二村 仁
岐阜大学工学部応用情報学科
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藤田 広志
岐阜大学工学部
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原 武史
岐阜大学工学部
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