GRASP法に基づくマルチプロセッサスケジューリング問題のためのメタヒューリスティック解法の提案と評価
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概要
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本論文では, 高性能な自動並列化コンパイラの実現における重要な問題の一つであるマルチプロセッサスケジューリング問題(MSP)に注目し, MSPを解くためのメタヒューリスティック解法の提案と評価を行う.提案手法はGRASP(Greedy Randomized Adaptive Search Procedure)と呼ばれる解法の枠組みに基づいている.実験の結果から, 提案アルゴリズムは与えられたプログラムの並列性がプロセッサ数よりも大きい場合に特に有効であり, 決定性のリストスケジューリングが生成する解を最大で8%近く改善することが明らかとなった.
- 2000-09-25
著者
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