CPSY2000-46 広域分散ネットワークにおける負荷分散アルゴリズム
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概要
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大規模な広域分散システムの効率的な運用を実現する際の重要な議題のひとつである動的負荷分散問題に注目する.負荷分散問題ではシステム上の負荷は動的に変化するため, 負荷に関する情報をどのようにして的確に把握するかが効率のよい負荷分散を実現するためのキーポイントとなる.本稿では, システム内に軽負荷のプロセッサが存在すれば, 必ずそれを見つけてタスクの転送を行なうことができるアルゴリズムを提案する.実験の結果から, 転送先のプロセッサが見つかるまでの問い合わせ回数は1.5回程度であり(プロセッサの台数は50), タスクの平均応答時間は理想的な場合の114.28%程度になることがわかった.
- 2000-07-26
著者
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