確率的な見積り誤差に対して強固なマルチプロセッサスケジューリング
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
マルチプロセッサスケジューリングに対する主要の方法のひとつとして、静的スケジューリング法がある。この方法はコンパイル時各タスクの予測時間を用いて、プロセッサへの割当を静的に行なっていく。しかし、実際のタスクの実行時間が静的に決定された予測実行時間と同じとは限らない。そこで、本稿では、プログラムの実行に伴って発生する"動的な要因"を考慮した静的スケジューリング法に関する考察を行なう。具体的には、実行時、タスクが確率的に選択し、実行時間の誤差を考慮して予測実行時間を決定する。本稿では、まず、基本なアイデアとして、期待値の最小化問題を定式化する。次に、最小化するひとつの十分条件を示す。最後に、関連研究について、簡単に説明する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-12-10
著者
関連論文
- アイテムの回転を許した二次元箱詰め問題を解くオンライン近似アルゴリズム
- 実時間処理用共有メモリ
- グラフ上の資源配置問題
- CPSY2000-46 広域分散ネットワークにおける負荷分散アルゴリズム
- アクティブスケジューラ:分散システムにおける並列プログラムの自律的な並列処理制御
- GRASP法に基づくマルチプロセッサスケジューリング問題のためのメタヒューリスティック解法の提案と評価
- マルチプセッサスケジューリング問題のためのメタヒューリスティック解法RMLSの提案と評価
- システム診断問題のニューラルネットによる近似解法
- PMCモデルによるシステム診断のニューラルネット解法
- 確率的な見積り誤差に対して強固なマルチプロセッサスケジューリング
- ATMスイッチにおける三段階スケジューリング法の提案とその評価
- ATMスイッチにおける三段階スケジューリング法の提案とその評価
- ATMスイッチにおける三段階スケジューリング法の提案とその評価(並列・分散)
- 多重バス結合並列プロセッサのための最適時間ソーティングアルゴリズム (並列処理)
- サイモン・フレーザー大学計算科学科の紹介(海外情報)
- プロダクションシステムのための並列マッチング方式とマルチプロセッサによる一評価
- 自律搬送分散エージェントシステムのためのソフトウェア開発手法に関する一考察
- CPSY2000-55 コーラムコンセンサスを用いた分散相互排除命令の実装
- 書き換え型プロダクションシステムのための高速マッチングアルゴリズム
- 路車間通信システムにおける地域情報の地理的配置方式
- 予測によるニューラルネット誤差逆伝搬アルゴリズムの高速化
- 計算機ネットワークに自律的に適応する分散システムの検討
- メモリ結合型マルチプロセッサMC1について