FC-ALを用いた並列メディアサーバとその自律的共有資源管理機構の実装
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概要
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FC-ALをベースにディスク共有型並列メディアサーバを試作した。本並列メディアサーバは共有ディスク上の映像ファイルや帯域など共有資源の自律的管理機構を備え、サーバノードの自由な立ち上げ/停止に対応したことを特徴とする。ディスクおよびビデオ入出力を効率化することによりシステムとして高い配信性能(65Mbytes/sec)を達成し、本アーキテクチャの有効性を確認できた。また、共有資源管理機構の実用性評価により、サーバノードやネットワークなどシステムにある程度大きな負荷がある場合でも処理時間は小さく動作の映像再生への影響もないことがわかった。これらにより高コストパフォーマンスの実用的な並列メディアサーバの実現可能性を示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-08-04
著者
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森 康浩
松下電器産業(株)研究本部
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古屋 晋二
松下電器産業(株)研究本部
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金子 克幸
松下電器産業(株)半導体研究センター
-
右田 学
松下電器産業株式会社 研究本部
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金子 克幸
松下電器産業(株)研究本部
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右田 学
松下電器産業(株)研究本部
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