Javaメソッドとの混在実行可能なバイトコードコンパイラの実装と評価

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概要

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Javaが広く使われるようになってきた。特に、最近、工業用コンピュータや携帯電話など組込み機器に、Java の実行環境を備える動きが広まりつつある。しかし、実用的に使用するにあたって、実行速度の遅さが問題となっている。組込み機器向けという観点から、メモリ使用量を押さえることと、Java のポータビリティをなるべく損なわないということを念頭に置きつつ、実行速度問題の解決策として、我々は、実行のボトルネックとなるクラスファイルのみを事前にコンパイルし、実行時、この部分をネイティブコードで実行し、その他のクラスプァイルは、そのままで実行するという混在実行方式を実装した。実装の後、 Java単独で実行する場合との比較評価を行なった。その結果、この方式で実行速度向上に効果をあげるがあることが分かった。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-05-07

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