Javaプログラムのスレッド視覚化ツール
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概要
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Java実行環境においてマルチスレッドプログラムの動作把握やデッドロックなど協調動作による問題の解決支援のためのツール, Thread Viewerを作成した. Java言語の登場により, プログラムをマルチスレッドを利用して作成することが比較的容易になった. その反面, マルチスレッドプログラムの問題点である挙動の把握の困難さ, 協調動作におけるデッドロックの問題などの解決を支援する方法は十分ではない. そこでそれらの問題の解決を支援するためのツールとしてThread Viewerを作成した. Thread ViewerはターゲットとなるJavaプログラムの実行時にスレッド情報を測定してデータを採取するデータ測定部と、そのデータを元にスレッドの振る舞いなどを時間軸上に表示する表示部とで構成される. このツールを用いることにより, マルチスレッドプログラムの挙動を一目で理解することができ, マルチスレッドプログラムおける諸問題の解決を支援することが可能となる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-07-31
著者
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片山 透
Necソフトウェアデザイン研究所組込ソフトウェア技術部
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臼井 和敏
NECマイコンソフト開発環境研究所
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中本 幸一
NECマイコンソフト開発環境研究所
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中本 幸一
Necソフトウェアデザイン研究所組込ソフトウェア技術部
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片山 透
NECマイコンソフト開発環境研究所
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臼井 和敏
日本電気(株)システムプラットフォーム研究所
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