SDH型インタフェースをもつATMネットワークの性能解析
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概要
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SDH型インタフェースをもつATMネットワークにおけるセル転送処理にかかる待ち時間特性を正確に求めるには,統計多重化装置のモデルとして一定間隔で割込みのある待ち行列システムを考えなければならない.つまり,SDH伝送フレームのオーバヘッドの処理がセル自身の転送処理に定期的に割込むようなモデルである.本論文では,この割込みのある処理過程をあるマルコフ再生過程で表現する.入力を位相型マルコフ再生過程,サービスをマルコフ再生過程としたPH-MRP/SM/1により統計多重化装置をトラヒックモデル化し,これを解析する.更に,数値例を示し,割込み間隔当りのセル多重数とセル転送処理待ち時間の関係を明らかにする.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-12-01
著者
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