スプリットビーム方式と小型水槽を用いる小型生物のターゲットストレングスの測定方法
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概要
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オキアミ類のような小型生物のターゲットストレングス(TS)の姿勢特性を,小型水槽で精密に測定する方法を開発した。本方法では,70kHzのスプリットビーム方式音響計測システムと,ビデオカメラによる姿勢観測システムとを用いる。姿勢観測用窓を備えた小型水槽に,送受波器を下向きに設置し,TS測定と姿勢観測を同時に行う。物理モデル(銅円筒)のTS測定で精度を確認した上で,生きた小型エビのTS測定を行い,詳細なTSパターンを得ることができ,測定値と理論値がほぼ一致した。
- 社団法人日本水産学会の論文
- 2003-07-15
著者
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