プラチナ製剤または塩酸イリノテカンを含む非小細胞肺癌既化学療法例に対するDocetaxelのPilot Study

元データ 2000-06-20 日本肺癌学会

概要

cisplatin (CDDP)またはirinotecan (CPT-11)を含む化学療法が無効であった非小細胞肺癌(Non-Small Cell Lung Cancer, NSCLC)に対するDocetaxel 60mg / m^2のPilot studyを施行した.12例が登録され, 全例が評価可能であった.前化学療法の効果は, no change (NC)7例, progressive disease (PD)2例であった.5 / 12例にGrade4の好中球減少に認めた.他の毒性は軽微であった.全体の奏効率は16.2%, Median survival time (MST)は170日, 1年生存率は11%. Performance status (PS) 間の比較では, PSが良好である群(PS0, 1)の方が予後が良好であった.(MST:PS0, 1 / 2 ; 285日 / 116日, P=0.024). この結果は, PSが良好であればCDDP又は, CPT-11に抵抗性のNSCLCに対する治療に, Docetaxel 60mg / m^2の投与が有効であることを示唆している.

著者

家田 泰浩 近畿大学医学部堺病院呼吸器科
野上 壽二 近畿大学医学部第4内科
福岡 正博 近畿大学医学部第4内科
中川 和彦 近畿大学医学部付属病院内科学講座腫瘍内科部門
山本 信之 静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科
吉田 誠 近畿大学医学部第4内科学教室
植島 久雄 近畿大学医学部腫瘍内科
福岡 正博 近畿大学医学部内科学腫瘍内科部門:近畿大学堺病院:大鵬薬品工業株式会社徳島研究センター:国立がんセンター中央病院
小宮 武文 近畿大学医学部第四内科
山本 信之 近畿大学医学部第四内科
坂井 幸子 近畿大学医学部第四内科
家田 泰浩 近畿大学医学部第4内科学教室
坂井 幸子 近畿中央胸部疾患センター内科
植島 久雄 りんくう総合医療センター市立泉佐野病院呼吸器科
小宮 武文 近畿大学 堺病院 呼吸器内科
小宮 武文 近畿大学医学部堺病院呼吸器科
小宮 武文 大阪大学 大学院 医学系研究科 分子病態内科 学講座
野上 壽二 近畿大学医学部内科学腫瘍内科部門

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