研究用日本語音声データベースの構築
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概要
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種々の研究目的に共同利用するための、音声データベースの構築について述べた。まず、収集したデータの規模及ぴ基本的な性質を明らかにした。次に、様々なデータの使用目的を考慮して設計された、階層的音韻ラベルについて述べた。すなわち、ラベル構成及びラベリング精度を検討し、本ラベリング手法が音声データベースにおける音声記述法として有効であることを示した。最後に、データの検索提供を行うデータベース管理システムについて述べた。ここでは、データベース管理システムにおける音声データの表現法及び簡易検索言語について検討し、本システムによって希望の音声データにアクセス可能なことを示した
- 社団法人日本音響学会の論文
- 1988-10-01
著者
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匂坂 芳典
ATR
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匂坂 芳典
Atr自動翻訳電話研究所
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片桐 滋
Nttコミュニケーション科学基礎研究所:エイ・ティ・アール人間情報通信研究所
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武田 一哉
国際電信電話株式会社上福岡研究所
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武田 一哉
ATR自動翻訳電話研究所
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片桐 滋
ATR視聴覚機構研究所
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桑原 尚夫
ATR自動翻訳電話研究所
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桑原 尚夫
帝京科学大学
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匂坂 芳典
ATR自動翻訳研究所音声情報処理研究室
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