雲仙火山地域の応力場
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Reanalyses of shallow earthquakes in the Unzen volcanic area have proved that their focal mechanisms are well explained by mormal faulting, in contrast to the previously supposed strike-slip faulting. Tension axis is in the N-S direction. Predominace of active faults, striking in the E-W direction, and forming a graben-like topography, seems to support the present model. Geodetically, crustal deformation in this area is characterized by marked N-S extension and local subsidence in the graben zone. These evidences suggest the stress system of normal fault type (tension axis is almost horizontal in the N-S direction, and pressure axis is nearly vertical) in this volcanic area, which (1) accumulated the normal fault offsets in the late Quaternary, (2) controlled the crustal deformation in the last some decades of years, and (3) caused earthquakes cccasionally. The above-stated stress system would have been closely related to the volcanism of this area, too.
- 特定非営利活動法人日本火山学会の論文
- 1977-05-15
著者
関連論文
- A65 雲仙火山における溶岩噴出量推定と活動の推移
- P22 雲仙火山で発生した火山性微動に伴う傾斜変動
- A44 雲仙火山の最近の傾斜ステップ現象の発生のしくみ
- 32 十勝岳噴火(1988-1989 年)の地球物理学的研究 : その 2 国立大学共同観測
- P07 雲仙火山における溶岩噴出量の減少
- A28 雲仙火山の噴火と傾斜変動
- 熊本付近で観測された2つの周期的徴小地震活動--1978年11月の臨時観測成果〔英文〕
- 雲仙火山地域の応力場
- 雲仙火山の応力場 : 日本火山学会1976年度春季大会
- A21 雲仙岳火山 1991 年噴火と傾斜変動観測
- P08 雲仙火山における溶岩噴出時間変動の写真計測
- 地震活動の確率予測 : 最近の余震活動予測とその課題
- 1999年台湾集集地震の余震数予測の試み (英文)
- B26 半無限媒質中の等方的膨張 : 地中の変位と高次の体積変化
- A31 桜島大正噴火に先立つふくらみ : 水準データの再検討
- 2000年伊豆諸島地域の地震活動直前予測とその検討
- 2000年三宅島火山噴火の活動予測の試み : 噴火に先立つ山体のふくらみの検討
- A13 2000 年三宅島火山の噴火活動予測とトレンド残差の積分図
- 2000年伊豆諸島の地震で試みられた活動予測ー直前予測・短期予測の詳細ー
- A10 桜島火山の噴火活動とマグマの収支
- 時間差実体視による2000年有珠火山噴火に伴う隆起検出
- P51 2000 年有珠火山噴火で観測された傾斜変動について
- A48 2000 年有珠火山噴火に伴う変動の時間差実体視観測
- 地震活動の推移からみた1999年8月のトルコの地震
- 桜島火山1914年噴火の噴煙高度 : 目撃資料の検討
- 資料からみた1914年桜島大正噴火の開始と噴火に先立つ過程
- B37 雲仙火山山頂部における洞内温度変化
- A9 伊豆大島三原山火口の火孔底高度変化
- PV28 雲仙普賢岳ドーム周辺の地殻変動
- PV26 時間差実体視写真による雲仙火山の 1994 年山体変動
- F15 火山体の高さと不安定指標
- P14 時間差実体視写真による雲仙火山の地殻変動検出
- P20 火山における地殻変動 : 荷重と供給源での除荷
- A22 雲仙火山の爆発的噴火および火砕流に伴う傾斜変化
- 爆破地震動から求めた九重火山群の深部構造 : Time-Term 法による
- 九重火山および周辺の地震活動について : 日本火山学会1980年度春季大会
- B04 伊豆大島火山 1987 年 12 月-1988 年 1 月の噴煙活動
- 3J. 九重火山地域の微小地震活動(日本火山学会1986年度春季大会)
- J03 九重火山地域の微小地震活動
- B45 1986 年伊豆大島火山噴火とドライティルト観測
- 1B. 地震活動からみた伊豆大島1987年11月16日噴火(日本火山学会1988年春季大会)
- B01 地震活動からみた伊豆大島三原山 1987 年 11 月 16 日噴火
- A51 地殻上下変動からみた 1983 年三宅島火山活動の過程 (1) : 上下変動のまとめ
- 1987年11月伊豆大島噴火直前の地震活動と噴火メカニズム
- B03 伊豆大島火山 1987 年 11 月 16 日の小爆発
- I11-04 三宅島火山の噴火間隔と噴火過程のモデル
- 火山物理学の発展に向けて
- A30 1989 年伊豆半島東方沖の地震・火山活動の力学モデル
- B42 開口割れ目のモデルと地殻変動
- 応力場と火山噴火
- A36 火山の地殻変動を説明する圧力源モデル : 特に組み合わせ茂木モデルについて
- On a displacement velocity at the Senya fault:comments against Nakata·Miyauchi (1985)'s paper