陶材焼成炉の試作
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
陶材修復物は, その審美性と口腔内での不溶解性から歯科修復用として幅広く応用されている.しかし, 陶材の焼成という操作にはきわめてテクニックと注意深さが要求され, しばしばこの操作過程で陶材修復物が満足のいかないものになってしまう要素を多分に含んでいる.陶材の焼成によって, 物理的性質や表面性状, つやに再現性が得られるためには, 陶材焼成炉は焼成温度のコントロールが正確に行えるものでなければならない.そこで著者らはこのような条件を満足する陶材焼成炉の試作を行った.当講座で試作した, この陶材焼成炉は真の陶材焼成温度をコンピュータでコントロールするシステムのものである.
- 日本歯科理工学会の論文
- 1985-05-25
著者
-
橋本 弘一
城西歯科大学歯科材料学講座
-
藤井 万弘
城歯大・材料
-
藤井 万弘
明海大 歯
-
長山 克也
城西歯科大学歯科材料学講座
-
西垣 茂
城西歯科大学歯科材料学講座
-
栗[サキ] 吉博
城西歯科大学歯科材料学講座
-
藤井 万弘
城西歯科大学歯科材料学講座
-
菅家 豪
城西歯科大学歯科材料学講座
-
菅家 豪
明海大学歯学部歯科材料学講座
関連論文
- 新しい手法によるEPMA分析 : とくにアマルガムの内部構造について
- リン酸塩系埋没材成分の化学的焼着現象に関する研究 : その1.MgO-Cr_2O_3およびNH_4MgPO_4・6H_2O-Cr_2O_3混合物に関する熱分析
- タンニン・フッ化物合剤を含有した合着用セメントについて
- 低銅型および高銅型アマルガム修復物の硬さ分布
- 低銅型および高銅型アマルガムの硬さに及ぼす水銀/アロイ比の影響 : 修復物中心部と辺縁部との比較
- 各種歯科用アマルガムアロイの特性と,練和時間がその物理的性質に及ぼす影響 : その2 微細構造の観察
- 合着用グラスアイオノマーセメントの12カ月間の浸水にともなう物性の変化
- 各種アマルガムの硬さの経時的変化
- 5-1まとめ.基礎的立場より(臼歯部用コンポジットレジンの基礎と臨床)
- P-39 長期水中浸漬による臼歯部用コンポジットレジンの崩壊について
- チタン鋳造体と各種合着用セメントの接着強さ
- 陶材焼付用Au-Pd-Ag系合金添加元素が焼付界面に及ぼす影響
- セラミッククラウンの適合性に関する研究
- 陶材焼付用非貴金属合金の表面解析
- 陶材焼成炉の試作
- タンニン・フッ化物合剤(HY剤)を配合した高銅型アマルガムの物理的性質
- 各種合着用セメントの物理的性質の再評価 : とくに粉液比の影響について
- 各種歯科用アマルガムの圧縮強さの経時的変化
- 各種歯科用アマルガムアロイの特性と,練和時間がその物理的諸性質に及ぼす影響