国家プロジェクト : 音声認識技術の実用化(パネルディスカッション「音声認識技術の実用化」)
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概要
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本稿では、真の音声技術の実用化を図ることを目標に、実用化に関する課題と、現在と今後の取り組みに関して纏めた。実用化への課題としては、ビジネスの観点からは、市場分野と応用製品投入、およびビジネスの仕方等、いわゆるビジネスモデルの明確化が必要であることが分かった。さらに、技術開発の観点からは、(1)音声・非音声の分離を主とする音響認識、(2)HMI(Human Machine Interface)の観点からの使い勝手の向上、(3)発話された単語、文を精度良く認識する音声認識、が重要となっている。現在、NEDO技術開発機構委託「音声認識技術実用化に向けた先導研究」を受けて、産学官連携に基づく、技術開発を主導する開発機関の設立を前提に、早稲田大学内で具体的な活動が開始されている。本稿では、本先導研究の事業概要と活動状況の報告、および今後の進め方に関して整理した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2005-10-21
著者
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