エージェント機能を用いた分散Webキャッシングの有効性
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概要
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WWWネットワークトラフィックを削減するためにはクライアントから要求があったデータをキャッシュすることが有効である. キャッシュを複数のWWWプロキシに分散させて個々のプロキシの負荷を減らし, ネットワーク形態や利用状況に応じてデータの蓄積量や保存期限を定めることによって, キャッシュの有効性を高めることが期待できる. ここでは, Javaの移動エージェントであるAgletsを用いて情報発信側から能動的に分散Webキャッシュ間の協調を行う方法を提案する. そして従来型のプロキシシステムのログ解析から提案した方法の有効性について考察する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-05-06
著者
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河野 真治
琉球大学工学部情報工学科
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玉城 史朗
琉球大学理工学研究科情報工学専攻琉球大学情報工学科
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谷口 祐治
琉球大学総合情報処理センター
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玉城 史朗
琉球大学理工学研究科情報工学専攻
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岸本 克巳
琉球大学工学部情報工学科
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谷口 祐治
琉球大学総合情報センター
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岸本 克巳
琉球大学理工学研究科情報工学専攻
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河野 真治
琉球大学理工学研究科情報工学専攻
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