System Area NetworkにおけるORB通信の高速化手法
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概要
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本論文では, System Area Network上のORB通信オーバヘッド削減のために, 従来のIIOP/TCP/IPに加え, System Area Network上の低オーバヘッドなプロトコルを導入したCrisp ORBの提案を行う. 導入したプロトコルは, 下位レイヤにVIアーキテクチャ, 上位レイヤにSIOPを使用したもので, 従来に比べ, データコピー, システムコール, エラー制御などを削減している. System Area Network外に対する通信は従来のIIOP/TCP/IPで行うことができ, 処理の選択はORB内で自動的に行う. プロトタイプを設計・実装し双方向通信の性能評価テストを行った. 導入したプロトコルによる短いメッセージのRound Trip Timeは414μsであり, 従来のIIOP/TCP/IPに比べ25%高速化された.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-04-16
著者
-
今井 祐二
(株)富士通研究所
-
岸本 光弘
(株)富士通研究所
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岸本 光弘
富士通(株)
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岸本 光弘
富士通
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佐伯 敏章
株式会社富士通研究所
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石嵜 透
(株)富士通研究所 マルチメディア研究所 ソフトウェア研究部
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佐伯 敏章
(株)富士通研究所 マルチメディア研究所 ソフトウェア研究部
-
石嵜 透
(株)富士通研究所 コンピュータシステム研究所 ソフトウェア研究部
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今井 祐二
富士通研
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