分散並列型CEPにおける通信高速化手法(分散・並列処理,並列/分散/協調とディペンダブルコンピューティング及び一般)
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概要
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分散並列型CEPとは,複数ノードで多量のイベントをリアルタイムに処理するビッグデータ処理基盤である.ノード間で多量のイベントを送受信しなければならないため,高スループットな通信方式が必要とされる.我々が開発している分散並列型CEPは開発効率性からJavaを採用しており,通信時に伴うシリアライズ・デシリアライズコストの削減が高スループット実現のための課題となっている.この課題を解決するために本研究では, CEPの処理特性を利用し,不必要なデシリアライズを不要とするパックドバイナリクラス方式,必要となるまでデシリアライズを遅らせる遅延デシリアライゼーション方式を提案する.性能評価を行ったところ,パックドバイナリクラス方式は従来方式と比較して約4.7倍,遅延デシリアライゼーション方式では適用しない場合と比較して約3.4倍のスループット向上を確認した.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-07-25
著者
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上田 晴康
(株)富士通研究所
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佐伯 敏章
株式会社富士通研究所
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松原 正純
株式会社富士通研究所
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上田 晴康
株式会社富士通研究所システムソフトウェア研究所
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小林 賢司
株式会社富士通研究所システムソフトウェア研究所
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今村 信貴
株式会社富士通研究所システムソフトウェア研究所
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坂本 喜則
株式会社富士通研究所システムソフトウェア研究所
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ヴィエル エメリック
株式会社富士通研究所システムソフトウェア研究所
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