相互運用性試験に対する試験系列生成方式の検討
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概要
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筆者ちは相互運用性試験のための試験系列生成を機械的に支援するための方式を検討し、提案してきた。従来提案した方式では、試験を実施する2つの試験対象のプロトコル仕様をそれぞれ有限状態機械(FSM)でモデル化し、さらにその2つのFSMの各状態を合成して得られるシステム状態グラフ(SSG)を導出した後、そのSSCをトレースすることにより試験系列を生成する。本方式の問題点はFSMの定義の仕方により容易にSSGが状態爆発を起こして有限の試験系列が得られずこれが実用上の障害であった点である。本論文では、 このような状態爆発を防ぐ手段、及び筆者らが開発した試験系列生成プログラムの概要について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-02-29
著者
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