自動微分法を用いた機械構造物の感度解析

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概要

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機械構造物の高精度化、高機能化に伴い、構造設計の最適化問題などが研究されてきている。機械構造物の設計改善や最適設計を実施する上で設計変数に対する種々の評価特性の感度解析は重要である。特に幾何学非線形や材料非線形のある構造物などでは(例えば、弾塑性問題)、高階の微分係数を利用した感度解析が有効である。従来からの高階の微分係数を利用した感度解析の研究は、2階の微分係数を求めてテーラー展開を利用して行われてきた。しかし、それらの研究は、定式化の段階であり、実際に機械構造物に適用して、高階の微分係数を利用した感度解析の有効性ついて論じていない。本報では、自動微分法を利用した有限要素法の感度解析コードを機械構造物に適用して、高階の微分係数を用いた感度解析の有効性について述べる。
1995-05-18

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