日本語で表現された対象物の位置的関係の解析
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概要
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我々が言語によって表現された対象の位置関係を理解しようとするとき、普通これはそれまでの経験や認識をもとにした知識や情報に基づいて、ある程度具体的なイメージを描くことによって為されると考えられる。つまり、言語による位置関係表現の意味解析には、言語表現からそれが表現する位置関係のイメージを作り出すことが効果的なのではないかと考えられる。このような観点から本稿では、日本語で表される多様な表現の中でも、2つの対象の位置関係を表現し、かつ「前・後・左・右・上・下」などの今回対象とする20種に含まれる語句を用いているものを標本とし、文中に現れる対象の性質や特徴、語句から得られる情報に注目して、そこに表現される2対象間の位置関係を解析する手法を提案する。さらに、例文を適用し評価・検討を行う。
- 2001-11-20
著者
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