市販電子化辞書からの自然言語の意味抽出

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概要

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心像意味論(MIDST: Mental-Image Directed Semantic Theory)に基づいて、人間の言語の学習過程をシミュレーションする自然言語概念学習システムの作成を試みている。今回、我々は簡単な自然言語を用いて語概念の説明を行い、学習を行うシステムについて考察した。国語辞典に記載された語義文は我々のシステムへの典型的な入力例であり、電子化された辞書の語義文を使えば一時に大量の知識の入力が可能となる。だが、一般的な国語辞典には数多くの語とその語義文が掲載されており、全てを一度に対象とするのは難しい。心像意味論では意味記述の中心は事象概念である。そこで、我々は、まず国語辞典の動詞の語義文を取り出し、文法構造、意味の記述方法の調査を行った。
一般社団法人情報処理学会の論文
1997-03-21

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