BNNを用いた日本語文の係り受け解析
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概要
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本研究は、係り受け候補を求めるにあたって、コーパスを用いることで出来る限り人手をかけずに係り受け候補を求めるものである。係り受けの妥当性の判定には、正しい係り受けのとき評価値が最小となるように評価関数を定義した。その際に、コーパスから得られる係り受けの頻度の情報を加えることにより、文節(単語)間の意味的関係を考慮できるよう工夫した。最小値検索にはボルツマン・ニューラル・ネットワーク(Boltzmann Neural Network;BNN)を用いた。コーパスを利用することにより、人手のかからない解析システムを構築し、精度を向上させることを目的とした。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-03-05
著者
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