テーブルを使用したLL(2)文法から準LL(2)文法への書き換えアルゴリズム
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概要
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LL(2)文法に対する解析表の作成はAho-Ullmanらにより, 固有の強LL(2)文法に変換され, その文法から解析表を作成する方法が提案された。しかし, このアルゴリズムにより生成された生成規則の数はかなりの大きさになり, それに伴って解析表も膨大な大きさになるという欠点がある。準LL(2)文法はLL(2)文法に多少の制限を加えたものである。この文法に対する解析表作成のアルゴリズムは容易であり, その解析表を用いての解析アルゴリズムも単純である。また, 作成される解析表はAho-Ullmanのそれより1/100程度で納まることがわかっている。そこで, 準LL(2)文法でないLL(2)文法を準LL(2)文法に変換できれば上記の利点が受けられる。本研究では, LL(2)文法から準LL(2)文法への自動変換アルゴリズムの構築を目的とするものである。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
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