因果関係を用いたかな漢字変換アルゴリズム
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概要
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かな漢字変換システムは日本語入力の基礎に位置するものであり、その重要性は極めて高い。既存のかな漢字変換システムは共起(co-occurrence)の概念を導入することにより、その変換精度を飛躍的に向上させた。しかし、共起の概念をもってしても完全な変換までには及んでいない。本稿では共起の概念だけでは解決できない問題を解消するために、共起にはない時間的な流れを導入した概念、因果関係を提案する。また、簡単なプロトタイプの処理結果から因果関係の有効性について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-04
著者
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