数値計算からアーキテクチャへの要望
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概要
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これまで計算機の設計,とりわけ命令語の仕様,アドレシング機能,データの表現仕様などの機能に関わる設計は,計算機を設計する側の作り易いものにしてきたと言う側面が否定できない.比較的最近のベクトル計算機にあってもそうであると言える.その理由として,使う側としてはどのようにでも対応できるからということもあるが,使用者として計算機はこの様な機能を持って欲しいとはっきり言えるほどの実力を持つに至らないからとも言える.しかしながら近年数値計算の分野からアーキテクチャにいくつか注文をつけることが出てきた.その一例として,実数値の表現の機能強化について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-04-26
著者
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