オブジェクト指向データベースによるWWW-DB連携システムの高速化と性能評価
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概要
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WWW-DB連携システムの高速化のために、オブジェクト指向データベースを利用した実装方法とその性能評価について述べる。従来のWWW-DB連携システムは、複数ユーザからのアクセス集中などにより性能上の問題がある。オブジェクト指向データベース管理システムはクライアント側にオブジェクトキャシュを持ち、高速なオブジェクトアクセスが可能であるため。HTTPサーバと同一プロセス空間でデータベースアクセスを行えばかなりの効果が期待できる。そこで、データベースアクセスのためのセッション管理をマルチスレッド制御と統合させ、HTTPサーバ内で稼働可能にした。性能評価の結果、CGIを利用した連携方法の比べて数倍の性能向上を確認した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-07-08
著者
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