オブジェクト指向DBMSのアーキテクチャに関する考察
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概要
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現行のオブジェクト指向DBMSのアーキテクチャを評価するために,実装上のポイントとなるメモリ管理及びファイル管理に関する方式を比較する.特にオブジェクト識別子の実現方式について,仮想記憶上の実現,二次記憶上の実現に分けて,それぞれ複数の方式の比較を行う.結果として,性能面で優位である仮想記憶アドレス方式も,機能面(アクセス可能なDB範囲の小ささ)や保守性の面(再構成の困難,DB破損)で問題があることを明らかにする.また,筆者らのOdinの方式がこれらの各側面でバランスがとれていることを示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-07-21
著者
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